恋人とひとつになろうと決心するシーンで、自ら制服を脱ぎ全裸になる。
脱いでいる最中は、顔から下が並べられた透明の空き瓶の後ろとなるので、その空き瓶がモザイク加工のような役割を果たし胸などは全く見えない。カメラに背を向け、恋人の方を向いたところで全身のバックショットヌードを披露する。
奥田瑛二が監督する映画はこの「風の外側」で4本目となる。以前鑑賞した「るにん」に良い印象がなかったため、この映画もあまり期待はしていなかったが、最初の5分間でその悪いイメージは吹き飛び、この先何が起こるのだろうということだけで頭が一杯になり、一気に引き込まれていった。映画ははじめの数分間がとても重要だと改めて痛感した。
在日朝鮮人、ヤクザ、チンピラ、アウトローと金持ちお嬢様の恋など、ストーリー自体に目新しさはないが、その一つひとつが今までにないような形で絡み合ってゆくのがとても面白い。また、本業は役者でない江原啓之、綾戸智絵、大友康平(この人は俳優もやるが)などがカメオ出演しているのも映画が単調にならないための工夫なのか。
DVDにはメイキング映像が特典として収録されているのだが、一時間にも及ぶメイキング映像もとても興味深く観ることができた。奥田瑛二の人柄や真剣に取り組む撮影現場の雰囲気、また、和やかな雰囲気などが安藤サクラのナレーションと共に展開され、最後まで楽しめた。
奥田瑛二の長女・安藤桃子が、この映画に携わっているかどうかわからないが、奥田瑛二、安藤和津、安藤サクラと奥田ファミリーがそろって出演しているところも見所のひとつか。
![風の外側 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21rBvjar5vL._SL160_.jpg)
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